去る5月30日・31日に開催された「名古屋RTAオンラインフェス」に走者として参加しました。
やたらと声が大きいので皆様お忘れかもしれませんが、実はイベントに走者として参加するのはこれが初めてでした。
結論から申し上げますとめちゃくちゃ楽しかったので、当日までのあれやこれやを語りたいと思います。
- 応募までの経緯
- 採用からの捕らぬ狸の何とやら
- オンライン開催決定後の回線問題
- 安定しないタイム、縮まない自己ベストの差
- はじめてのそうしゃ~おにいさんといっしょ~
- 反省会という名のおしゃべり会
- まとめ
応募までの経緯
今回の名古屋RTAオンラインフェスはパズルボブルのお兄さんことぽ氏さんとの並走だったのですが、お誘いしたのは私でした。
名古屋なら最寄りから新幹線で一本なのでアクセスが良いこと、ぽ氏さんが「パズルボブルの並走をやりたい」、「名古屋だったら行けそう」と言っていたことから、「名古屋RTAオフでパズルボブルの並走しませんか?」とお声がけしたのが始まりです。
パズルボブルのお姉さんの原稿を即採用してくれたぽ氏さんには今回もご快諾いただき、バブルボブルコラボカフェでの打ち合わせを経て、応募に至りました。
ちなみに応募の手続きは全部ぽ氏さんがやってくれて、ESTも私に合わせて30分に伸ばしてくれました。感謝しかない。
このように軽率に誘っておいて、ぽ氏さんのプレイングを見て「あれ、これ並走なんておこがましいレベルで実力差があるのでは……?」と怖気づくのは、もう少し後のお話です。
採用からの捕らぬ狸の何とやら
さて、そんなこんなで応募が締め切られ、わくわくドキドキの採用作品発表の時間がやってきました。
この時の採用作品発表は配信だったんですよね。いつになったらパズルボブルの名前が呼ばれるか、そわそわしながら待っていました。
全然呼ばれないので落選かと思ったら、ボーナスゲームで採用していただきました。ありがてえ。
採用が決定した後は、パズルボブル2RTAやテトリス実況でおなじみのへるまんさんが現地観戦できることが明らかになり、ぽ氏さんが解説に誘ってくれました。
ソートする時はそーっとねw
— へるまん(After_5_Star) 〄 (@After_5_Star) 2020年6月2日
へるまんさんと言えば、パズルボブルの腕前もさることながら、実況もプロ並みです。
実はへるまんさんの実況の隠れファンで、テトリス実況だけでなく、YouTubeに上がっている競馬実況もちょくちょく聴いています(なお、競馬は一切わかりません)。
へるまんさんがパズルボブルの実況をすると、一体どんな風になるんでしょう。名古屋の楽しみが早速1つ増えました。
さて、そんなこんなで決まった名古屋遠征。パズルボブルが1日目で、見たいタイトルが2日目に固まっていたので、宿泊して2日間とも参加することにしました。
せっかくなので名古屋観光でもするか~! と思って事前に調べていたのですが、
フォロワーさんがおっしゃるとおり、「せっかく名古屋まで行くんだしここは絶対行っとこう!」みたいなところが1つも見つからなくてウケる。
— ㊗パズルボブルシリーズ最新作開発開始㊗ (@Shinonon_1020) 2020年2月26日
全然行くところが見つからない。(名古屋市民の方が見ていたらごめんなさい。でもこの時は本当にどうしようもないくらい観光する場所が見つからなかったです。)
結局水族館に行くことに決め、ホテルの予約も済ませ、3カ月後の名古屋訪問をわくわくしながら待っていたパズルボブルのお姉さん。
しかし、事態は思わぬ方向に進みます。
オンライン開催決定後の回線問題
昨今の社会情勢を鑑み、名古屋RTAオフは4月上旬にオンライン開催に変更となりました。
「名古屋RTAオンラインフェス」、略して「名古屋RTAオフ」。これ考えた人センスありすぎだと思いません?
オンライン開催自体は仕方ないし異論はないのですが、問題は我が家の回線が非常に弱く混雑時の配信ができないことです。
それでなくても混雑時の上り速度が1Mbpsくらいの我が家の回線は、在宅勤務が増加した影響もありさらに雑魚と化し、とても土曜日のゴールデンタイムに配信できる状況ではありませんでした。
取り急ぎぽ氏さんと主催のHiSTさんに連絡し、ポケットWi-Fiを借りるも全く安定せず、最終的にはiPhoneのテザリングで配信することに決めました。スマホのテザリングに負ける回線よ……。
テザリングという結論に至るまで、ぽ氏さんには何度も並走にお付き合いいただきました。迷惑かけてごめんなさい。本当にありがとうございました。
安定しないタイム、縮まない自己ベストの差
さて、話は前後して採用が決まった3月。本番の一発勝負を想定して、ノーリセットで通してタイムを計測するのを毎日続けていました。
しかし、パズルボブルというのは基本的に全く安定しないRTAでして、タイムはいつもブレにブレまくっていました。
当時の私の自己ベストが17分49秒だったのですが、20分を切れることなんてめったになくて、大抵は21分前後、23分を超えることもありました。
私がこんなタイムを出している一方でぽ氏さんは14分台を出しているんですから、乱数によるブレを排除してもいかに実力差があるかが分かります。
そのため、リセットを繰り返して自己ベストが出せる走りをするよりも、イベントで事故を起こさないよう安定したタイムで突破できることを重視して練習していました。
しかし、本番が2週間後に迫った5月15日、ぽ氏さんがまた世界記録を更新します。
「名古屋RTAオフまでに自己ベストの差を縮めよう!」って思ってたのに、一向に差が縮まりません
— ㊗パズルボブルシリーズ最新作開発開始㊗ (@Shinonon_1020) 2020年5月15日
「さすがに自己ベストで3分以上も差があるのはまずい」と思い、安定重視の練習はやめ、数日間自己ベストの更新に努めました。
I got it!!!!!!!!! pic.twitter.com/nkTiBe5TFQ
— ㊗パズルボブルシリーズ最新作開発開始㊗ (@Shinonon_1020) 2020年5月17日
やったぜ。
1分も更新したのに未だに並走相手の自己ベストと2分以上差があることはさておき、これで気が楽になったのは事実です。
はじめてのそうしゃ~おにいさんといっしょ~
さて、そんなこんなで迎えたイベント当日。
皆様おはようございます。 pic.twitter.com/qXcF9hy3v7
— ㊗パズルボブルシリーズ最新作開発開始㊗ (@Shinonon_1020) 2020年5月30日
神もこう言ってるから、ROUND6とか8とかでコンティニューしても諦めずにがんばる pic.twitter.com/1GMUMRS2w9
— ㊗パズルボブルシリーズ最新作開発開始㊗ (@Shinonon_1020) 2020年5月30日
地元の神社にお参りして、「2人ともちゃんと完走できますように」とお祈りしてきました。
今回もちゃんとトイレ掃除したぞ
— ㊗パズルボブルシリーズ最新作開発開始㊗ (@Shinonon_1020) 2020年5月30日
もちろん今回もちゃんとトイレ掃除はしました。(参照:前回、前々回)
自分の出番まではイベントを見たり家事をやったりといつも通り過ごしていましたが、意外と緊張しませんでした。
なんなら、RTARacingのプニキを見てるときの方がよっぽど緊張してました。
走者としてイベントに出るのは初めてだったのですが、マイクがない分気が楽だったのかもしれませんね。
出番の直前は夕飯を済ませて、スマホでタイマーを回しながら1回通しました。タイムは忘れちゃったけど19分台前半だったかな?
前のシャンプーが終わってHiSTさんと「お2人には本当にお世話になって……」「いえいえそんな……」みたいなやり取りをして(あ、この会話、伏線です)、いざ本番です!
本番は想像以上に落ち着いて走れました。タイマーを回し忘れたことを除いては。
へるまんさんの解説もとっても上手で、走りながら「あ~わかる~ほんまそれ~」と思っていました。
あとはもう実際の走りを見てくれ! って感じなんですが、26面で3コンしたこと以外はそこそこ良い走りができたと思います。
それにしても、お兄さん早かったねえ。
反省会という名のおしゃべり会
パズルボブルの終了後、名古屋RTAオンラインフェスの1日目が終了したのを見計らって、配信を見返す反省会を開催しました。
お声がけしたのはまたしても私なんですが、「配信を見返して雑談する様子を配信しよう」と言ってくれたのはぽ氏さんです。ありがてえ。
反省会のメンバーは、走者+解説+有識者(ブレーキさん)の4人で、パズルボブルが上手い皆さんからさまざまなアドバイスを頂きとても有意義な時間が過ごせました。
そうそう、今回のイベントレイアウトと画面切り替えのモーションめちゃくちゃおしゃれでかっこいいな~って思ったら、なんとぽ氏さんがデザインを担当されたそうです。
さては何でもできるマンだな???
そのあとはひたすら雑談してたんですが、ブレーキさんが怪談 カーナビを暗唱していたことくらいしか覚えてないです。
あと、パズルゲームのRTAイベントやりたいね!
まとめ
毎回イベントに参加するたびにこれしか言ってない気がしますが、最高に楽しかったです。
イベントでRTAを走るのがこんなに楽しいなんて思いませんでした。そりゃあみんなイベント参加するわけだわ。
並走相手のぽ氏さん、解説のへるまんさん、名古屋RTAオンラインフェスの運営の皆さんや見てくれた皆さん、本当にありがとうございました。
光回線、引こうかな……。