2020年に「【ないゲームレビュー】パズルボブル最新作を遊んだ感想をレビューする」という記事を書きました。ありがたいことに、純度の高い狂いが評価を受け、これまで多くの方に読んでいただいています。
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さて、この記事から3年後、本当にパズルボブル最新作が発売されたため、ここで答え合わせをしていこうと思います。
本記事には「パズルボブル エブリバブル！」のネタバレが含まれますので、閲覧の際はご注意ください。
リード文
自己採点：120点（辛い未来を自らの手で回避したのでボーナスポイント+20点）
実は2文目から的中しています。
さて、ついに、待望のNintendo Switch向けパズルボブル最新作が発売されました。
【ないゲームレビュー】パズルボブル最新作を遊んだ感想をレビューする - 歌ってきたものは口笛を吹きながら去る
パズルボブル エブリバブル！はNintendo Switch専用ソフトということで、まずは大正解ですね。
特装版も見事に当てています。
私はもちろんサントラ付きの特装版を注文したため、発売日当日のお昼にならないとソフトが届かず、ダウンロードソフト購入勢の日付変更直後の初見配信を悔しい思いで見ていたのですが、やっと一通りプレイできたので、簡単ですがレビューを書こうと思います。
【ないゲームレビュー】パズルボブル最新作を遊んだ感想をレビューする - 歌ってきたものは口笛を吹きながら去る
サントラ付き当てたのなかなかすごくないですか？
ちなみに、「発売日当日の昼までできなかった」の部分は、パッケージ版とダウンロード版をどちらも購入することで無事回避しました。
ゲームモードについて
自己採点：70点
この段落で触れているゲームモードの的中率は半分くらいです。
毎度おなじみの二者択一式の「ひとりでパズル」、バブルンとボブルンの冒険を描いた「ストーリー」、CPUやプレイヤーと対戦できる「たいせん」、黙々とバブルを消していく「エンドレス」が主なモードですね。 これに加えて、自分で好きな面が作れる「エディット」があります。
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このうち、的中させたのがストーリー・対戦・エンドレスの3つ。ひとりでパズルはストーリーに統合され、エディットは搭載されていません。
ここで触れていないものの収録されているモードは「パズルボブルvsインベーダー」ですが、これに関しては「スペースインベーダー45周年の年に発売されるから、パズルボブルとインベーダーを融合したミニゲームが収録される」と予言できる方が怖いので、当たらなくても仕方ないでしょう。
細かいですがここも当ててます。
パズルボブル4の連鎖や滑車などの要素が途中で解禁されるかと思ったのですが、リークによるとどうやら連鎖や滑車はないみたいですね。
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連鎖や滑車はさすがになかったですね。パズルボブル4にしかなかったし、当然と言えば当然でしょうか。
ここはほぼ100点だと思います。
ひとりでパズルは、いい意味で特筆すべき部分がないくらい良い面が揃っていて、やりごたえのある内容でした。 まだ全部の面を見たわけではないのですが、新たなバブルの特徴を生かした面が多い印象です。 これまでのパズルボブルシリーズとはまた異なる攻略法がありそうで、今からRTAが楽しみですね。
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実際に新しいバブルの特徴を理解していないと解けないステージが多いので、これは満点をあげてもいいでしょう。すごい！
ここはギリ合格点くらいです。
ストーリーモードは、スーパーパズルボブルDXなどの過去作にもあったモードで、バブルンとボブルンが悪者を倒すために冒険するストーリーです。 道中では一人でパズルをやったり、CPUと対戦したりとさまざまなパズルを解くのですが、一番の魅力はキャラを掘り下げてくれることです。 キャラクターについては後述しますが、魅力あるキャラクターたちの背景や性格などが垣間見えるストーリーが見れるので、とても楽しいです。
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だいたい合ってるんですが、道中では1人でパズルを解くだけ（協力プレイはできるけど）で、CPUとの対戦はありません。それ以外はバッチリですね。
これは全くないので0点。
ちなみに、過去作と同様、このストーリーモードが段位認定も兼ねています。皆さんの段位はどうでしたか？ 海外からのリークによると、過去作と同様に最高段位は「名人」のようですが、私は5回やっても七段どまりでした。これから頑張ります。
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エンドレスモードのランキングはありますが、段位認定とはかなり趣が異なります。
そういえば、リーク情報はとくに見当たりませんでしたね。1週間ほど前から先行プレイ配信がおこなわれていましたが、ちゃんとみんなルールを守っていたので、リークが問題になることはなかったように思います。いいぞ。
対戦モードについてはかなり当ててると思います。
たいせんは、家庭版らしく理不尽な展開が少ないのが良いですね。 ただ、CPUの強さが細かく選べるので、最も強い設定にするとかなり歯ごたえがあります。私は2面で負けました。 CPU戦だけでなく、オンライン対戦があるのも今作の大きな魅力です。今作はこれがめちゃくちゃうれしかったです。 早速パズルボブル勢でオンライン対戦をやったのですが、これが最高に楽しかったです。今度は通話しながらやりたいな。
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間違ってる点は2点、まずはCPUの強さは3段階であり細かく選べないこと。ただ、設定画が細かいのでハンデはかなり自由につけられます。
もう1点は「2面」という概念がないこと。パズルボブル2の対戦モードを想定していたのですが、○本先取という対人戦と同じ形式です。
エンドレスモードについてはほぼ正解だと思います。
エンドレスは、家庭版にはよくあるモードで、上級者がやるとなかなか終わらない魔のモードでもあります。 ただ、今作は難易度調整ができるので、簡単になりすぎることもなく遊べるのがいいですね。
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今作のエンドレスは途中から速度がかなり上がるので、「なかなか終わらない」ということはなさそうです。特に最高難度のEXTREMEは本当に難しいです。
キャラクターについて
自己採点：50点
1文目から0点。
これも事前情報で分かっていたことなんですが、本当に過去作のキャラが全員出てくるのにはめちゃくちゃ感動しました。
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オタクの願望出すぎでは？ スマブラじゃねえんだから。
でも過去作のキャラは登場するので、0点は言いすぎかな。10点くらいあげようかね。
これはオタク特有の解釈の捻じ曲げをすれば65点くらいは取れると思います。
ネタバレにならない程度に語らせていただくと、うーるんのバブルンへの想いが徐々に変化していくのがめちゃくちゃエモくて最高でした。
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オタクが「エモくて最高」って言ってるんだからそうなんだろ。知らんけど。
徐々に変化してるかどうかはさておき、うーるんって本当にバブルンのこと好きなんだなあというのは伝わってきました。でもそれと同じくらい自分のことも好き。最高。生まれてきてくれてありがとう。全人類3-EXのストーリーを読め。
でもうーるんは羊だしバブルンはドラゴンの姿をした元人間（今作ではその設定は全く出てこないけど）なので、この2人が結ばれることはないのかと思うと切なすぎてヤバい。
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でもここは当てたので褒めてほしい。（でも作中では「2人が結ばれることはない」とは書いてないので、ワンチャンあるのでは？？？）
ここは「そりゃあそうだろ」的な点しか入らないですね。
この大ボリュームに加えて、新キャラも登場するのが本当にヤバいですね。 事前情報ではあまり新キャラにビビっと来なかったのですが、公開されてなかったキャラの中にめちゃくちゃタイプのキャラがいて……もう……やば……って感じで語彙力がなくなりました。 エンディングまで見た人のために説明すると、あの青い髪の子ですね。多分これを読んでいる人の中にも、「あ～好きそう」と思っている人がいると思います。
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新作に新キャラが登場するのは当然なので、ここで加点するのはいかがなものでしょうか。あと、青い髪の子は通常プレイでは出てきません。リベルちゃんは3Pカラーなら青い髪なんだけどね。残念だったね。ちなみにリベルちゃんはうーるんの次に好きです。
ここは「いや何言ってんだよ」という感じですが、当たらずとも遠からずです。
今作はアバター機能もあるので、推しキャラのアバターのためにストーリーモードを何十周もプレイする羽目になりそうです。
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アバター機能はないものの、ストーリーを攻略するとキャラクターやキャラの姿違いが解禁され、各キャラに4Pカラーまであるので実質アバターです。何言ってんだこいつ？
RTAについて
自己採点：20点
当たってると言えば当たってるし、当たってないと言えば当たってない部分。
discordのパズルボブルシリーズRTAサーバーでは、発売前からRTAに関する議論がされてきました。 発売前の事前情報から、どのモードならRTAができそうか、どんなカテゴリが作れそうかなどを議論するのが主でした。
【ないゲームレビュー】パズルボブル最新作を遊んだ感想をレビューする - 歌ってきたものは口笛を吹きながら去る
どのモードならRTAができそうかについては確かに議論していますが、どちらかというとDMでのやり取りが主でdiscordサーバーはあまり使われていない印象です。
きっとこれからdiscordサーバーでのやり取りが活発になることでしょう。
0点。
発売後の現在では、以下の2点に関する議論が盛り上がっています。 ひとりでパズルのルートはどれが最速か ストーリーモードはどのキャラを選ぶのが最速か
【ないゲームレビュー】パズルボブル最新作を遊んだ感想をレビューする - 歌ってきたものは口笛を吹きながら去る
見事に外してる部分にしか触れてないのすごいですね。ストーリーは基本的に誰を選んでも変わらないと思いますが、もしかしたらキャラクターのボイスの長さによって変わるかも？ というところなので、ひょっとしたら20点くらい貰える未来があるかもしれません。
ここも0点。
さらに、スキップできないムービーが2カ所あるので、ひょっとすると、最速を狙うためには言語の設定も変える必要があるかもしれないという、いかにもRTAらしい雰囲気になってきました。
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今作のムービーはすべてスキップ可能です。もしスキップできないムービーがあっても、言語設定によって早さが変わる可能性はほぼなかったのではと思います。
お情けで10点あげましょうか。
まだ発売から日が浅く、最適解と言えるルートが発見されているわけではないのですが、こうやってチャートを考えていくのもなかなか楽しいですね。 あとは、CPU戦の難易度設定をどうするかも議論の余地がありそうです。そこはSRC上で議論していきたいところです。
【ないゲームレビュー】パズルボブル最新作を遊んだ感想をレビューする - 歌ってきたものは口笛を吹きながら去る
今作のRTAではルート選択はありませんが、「それぞれのステージでの最適解」という意味ではチャートが存在しそうなので、そこでちょっと加点。
CPU戦の難易度設定は普通に「NORMAL・HARD・EXTREME」の3段階でカテゴリが分けられると思いますが、バブルの色数などの設定は細かく設定できるので、その設定は決める必要がありそうです。けど特に問題がなければデフォルトなのでは？
まとめ
自己採点の結果は以下の通りになりました。
リード文：120点
ゲームモード：70点
キャラクター：50点
RTA：20点
こうして見ると、平均で65点取れているのでギリギリ合格点ではないでしょうか。
オタクが3年前になんとか合格点を出せた本物のパズルボブルシリーズ最新作、「パズルボブル エブリバブル！」は大好評発売中です。
皆様もぜひ遊んでみてくださいね。
